2013年3月31日日曜日

玉切り台完成

知り合いのK社長に頼んであった『玉切り台』が完成し納品されました。

他のブログを拝見すると木製が多いのですが、今回は耐久性を重視して素材は鉄骨の角パイプを使用しました。

長さは約2mで写真のように丸太径が15cm程度の大きさなら、7~8本位は一度に載せることができます。

丸太を載せるV型の受け部分は、41㎝の等間隔になっているので、V型の鉄骨に沿ってチェーンソーの歯を入れてけば、玉切りの長さを揃えることが出来ます。



こちらは販売もいたしますので、興味のある方は当店までご連絡いただければと思います。
長さ・高さ等についてはオーダーメイドで製作いたします。


使用感については次回報告したいと思います。

2013年3月27日水曜日

長野県松本市村井でシモタニのペレットストーブ『EMERSON』を設置しました。

平成25年3月26日松本市Y様邸でShimotani製『EMERSON』のお引渡しが完了しましたのでご報告いたします。

Y様邸は当店のある松本市寿北から田川を渡った場所で、車では1分程度の距離にあります。

当初の暖房計画は、1階2階とも蓄熱暖房器で賄う予定でしたが、工事途中で1階をペレットストーブに変更していただきました。

その後、機種の選定を行い、最終的に『EMERSON』の外装色オレンジ色に決定しました。

当店の展示品はブラックだったので、納品され開封した時は新鮮に感じました。きれいな色ですよ。


設置工事は2/28。
まず壁の穴あけから行います。


内外部とも壁ボード・サイディングが張り終わっていたので、構造材を痛めないよう慎重に作業を行います。
Y様のお家に対する拘りにより、壁の断熱材はセルロースファイバーを使用しています。
このセルロースファイバーは新聞紙から出来ていて、高性能な断熱材なのです。


穴あけが完了したら煙突の配管を行います。




ストーブ下のガラスプレートもきれいに施工できました。

新築のY様邸ですが無事工事も完了して、この日(3/26)は朝から引越しをされていました。
引越しがひと段落したところで、使用方法等のご説明をさせていただき着火に入ります。

無事着火し、ご主人様が火をみて感動されていたのが印象的でした。

着火からしばらくすると輻射熱が出始め、暖かさが倍増していきます。

その後は恒例のお子様とストーブの記念写真の撮影です。


皆さんストーブの周りに集まるといい笑顔になります。


ご主人様は、この日の夜ストーブの火をお供に一杯やられると仰っていましたが、おいしいお酒がいただけましたでしょうか?
休日にはご家族でストーブを囲み温まってください。

それでは今後も宜しくお願いいたします。

《重要》薪用原木受け入れ状況

平成25年1月12日付けで開示いたしました『薪用原木の受け入れ』

http://www.blogger.com/blogger.g?blogID=1810851065300264947#editor/target=post;postID=537263603950746267

に関しての現状報告をいたします。

現状、このシステムに賛同していただいている事業所は2社になりますが、集まった原木は二十数㎥程度でしょうか。(正確にはわかりませんが)


現在置き場に搬入されている樹種としては『アカシヤ』『リンゴ』『杉』『クリ』になります。

これらの原木は、当店で薪ストーブをご購入いただいた方には、無料でお分けいたします。

「薪ストーブを設置したいが、薪の確保に不安がある」または「薪代の負担を減らしたい」
という方はぜひ当店でご購入をご検討ください。

2013年3月25日月曜日

長野県塩尻市の大型バイオマス発電施設と木材加工施設計画について(その1)

昨年の9月に長野県は下記のこと発表しました。
《長野県は、県内初の集中型加工施設と全国初の森林資源活用型バイオマス発電施設を設置する  
「信州F・POWERプロジェクト」を立ち上げた。年間原木消費量は30万㎥、総事業費は70億円》

2015年稼動予定なので、今から3年後です。

内容としては、
1、集中加工施設を建設し、現在未利用となっている広葉樹、アカマツを主体に年間原木消費量8万~12万㎥を利用し、主に無垢を基本としたフロア材を生産する。民間企業も参加予定。輸出も視野に入れているとの事。


2、バイオマス発電施設(34億円)は、原木消費20万㎥を見込み、発電量は毎時1万KWで2万世帯分の電力を供給できる能力で、その他、発電で生じる熱を工場内で利用したりするとの事。

現状、山林に放置されている間伐材も有効活用されるので、一見とても有益な事業に思えてしますのですが、実はこのプロジェクト、ストーブの販売・建築の仕事をしている立場からすると、いくつか疑問が湧いてくるのです。

その疑問とは
1、主に無垢を基本としたフロア材を生産、ということで、輸出も視野に入れているとはいえ、原木での20万㎥もの広葉樹・アカマツのフロア材をどう捌いていくのか?
(20万㎥のフロア材がどれくらいの量かというと、100㎡(約30坪)の家の床に、厚さ30㎜のフロア材を使用した場合約6万6千世帯分の量になります。因みに国内平成24年の戸建住宅着工件数は30万件程度。つまり全体の22%は、ここで生産されたフロア材を使用しないと捌けないということです。)

2、原木消費20万㎥で発電量1万kw/時で2万世帯分の電力供給能力の発電施設をつくるが、販売先・販売金額は?
(現状家庭での電力契約は、地域ごとに認可された電力会社としか契約できない。例えば中電・東電などですね。ですので今のところ一般家庭には直接的なメリットが無いのと、住宅建築計画のない世帯などは、恩恵を受けられないという事です。)

大きなところでは以上の2点です。
次回以降はもうちょっと掘り下げて行きたいと思います。

2013年3月22日金曜日

長野県朝日村訪問 ~NESTOR MARTIN発見~

3月21日は松本市のお隣の朝日村に訪問した1日でした。

メンバーは朝日村在住の健康管理士の清沢さんと山形村在住の高橋さんご家族です。

簡単にメンバーの紹介をさせていただきます。

まず健康管理士の清沢さんですが、
『病気を治す時代から 予防して”ならない”時代へ』
 ~心を中心に捉えた人間らしい生き方の実現~    予防に勝る治療なし
をコンセプトに健康管理のコーディネーターをされている方です。
  
次に高橋さんですが、山形村に自家栽培を中心とした食材の『スローカフェ』をオープンさせる為、奮闘されている方です。
カフェは今年の7月に開店予定で、古民家の改修とその後の運営のために出資金を募っています。
興味のある方は こちらをご覧ください。
http://hidetona.jugem.jp/ 

また、清沢さんの事業に関しては、当店までご連絡いただければご紹介をいたします。

村の関係の方との打ち合わせ終了後朝日村小学校へ行き、清沢さんの知り合いの『泉家具工房』の谷口さんと面会しました。
谷口さんは朝日村で家具の製作をされている方で、この日はカラマツで製作した下駄箱の設置作業中でした。


『泉家具工房』さんのHPはこちらになります。
http://www.kkan.net/izumi/izumi/Welcome.html

その後、村のクラフト体験館の見学へ。


内部に入っていくと・・・・・薪ストーブが2台設置してあるではないか。

1台はNESTOR MARTINで、こちらはベルギーのメーカーになります。


側面のレリーフがすばらしい。しかし、このタイプはもう販売されていません。




2台目はスキャンです。




こちらは当店に展示してある『みにくいアヒルの子』(下の写真)の原型になった型でしょうか。


両方とも製造年は分かりませんがかなり古いです。
ストーブの機能面では最新式に敵いませんが、いいものを長く使う、これもエコです。

しかし、この2台非常にいい味だしています。ストーブ好きにはたまりません。
ん~お店に展示したい・・・。


高橋一家とはここでお別れして、クラフト体験館から山形村のicityに打ち合わせのため移動します。

途中、塩尻峠越しに八ヶ岳がきれいに見えました。


icityでは林業を生業にされている方と打ち合わせ。
こちらも色々なお話しが聞けて大変勉強になりました。

当日お会いした皆様方、お忙しい中お時間を取って頂きありがとうございました。
今後も宜しくお願いいたします。

2013年3月19日火曜日

長野県公式ホームページに掲載されました

この度、長野県公式ホームページに当店が掲載されましたのでご報告いたします。

掲載場所は《組織で探す》 ⇒ 《林務部》 ⇒ 『信州の木振興課』の中です。


木質バイオマスの利用推進 ⇒ 木質ペレット及びペレットストーブ販売店一覧をクリック

ありましたね(ウフフ)

うれしさ半分、恥ずかしさ半分といったところです。

一応リンクを張っておきます。

これからも信州の森の恵を活用し、普及していくために取り組んでいきたいと思いますので、ご支援よろしくお願い致します。





2013年3月18日月曜日

ペレットストーブ先進国のイタリアのデザイン

ペレットストーブ先進国のイタリアのメーカーである、『THERMOROSSI』の2012年ニューモデルの画像です。
リンクを張っときましたので、皆さんぜひご覧ください。

http://www.youtube.com/watch?v=xT6vk0I4jcE


さすがペレットストーブ先進国のイタリアですね。数々の洗練された都市型のデザインには驚かされますね。

しかし、これらのストーブですが、残念ながらまだ日本には正規輸入されていません。(泣)

日本ではまだまだペレットストーブというと 『一部の人が使うもの』、というイメージがありますが、イタリアではごく普通に使用されています。
ですので、このように最先端のデザインからオーソドックスなデザインのものまであります。

こんなデザインのストーブであれば自宅だけでなく、色々な場所で設置をすることが考えられますよね。




2013年3月17日日曜日

イタリア最高級ストーブ/ピアツェッタ社P955のご紹介(その3)

今回はPIAZZETTA 本体の詳細を紹介します。

PIAZZETTAの外装のマジョリカ焼きは下記の様に取り外しできます。

写真は上面と左面だけですが、前面も取り外しできます。必要工具はプラスドライバーのみでOKです。
ですので、雰囲気を変えるために外装マジョリカ焼きの色を変える、といったことも可能です。

そして、この外装のマジョリカ焼きは厚さが約2cm(最大で)あります。



この厚いマジョリカ焼きが燃焼炉からの熱を蓄熱するので、暖かさが他の暖房器具と違うのですね。





2013年3月15日金曜日

自作薪割り機(その1)

本日は外回りの時に時間に余裕ができたので、知り合いのK社長を訪問。
実はこのK社長、趣味でロケットストーブを自作している方なのです。

夕方K社長の会社にお伺いした時も、ロケットストーブの製作中でした。
ロケットストーブといってピンと来る方は少ないと思いますので、写真でお見せしたいところですが、ロケットストーブを自作している人は、それぞれにノウハウがあるみたいなので、今回はお見せすることが出来ません。

ロケットストーブと聞くと難しそうに聞こえますが、実は構造自体は簡単でなので小型のものであれば手軽に製作できます。
しかも、燃料となるのは薪だけでなく細かい枝木等でもOKです。
そして最大の特徴が、燃焼効率が高効率なので燃料が燃えきるまでの時間が長いです。


それと前回製作をお願いしていた自作の薪割り機ですが、斧の部分が出来上がっていたので見せていただきました。

そして、だいたいの完成形を画像で見せていただいたのですが、想像していたのとは大違いで、とにかくすごい!の一言しかありません。

こんな簡単に、しかもこんなスピーディーに薪が割れるとは・・・。

はっきり言って市販のエンジン式薪割り機より数倍早く割れます。
早く第一刀を入れてみたくなりました。

と、今回はそれらしい写真をお見せできませんが、完成したら販売をする予定です。
ですので、薪割り機を購入予定の方は、しばらくお待ちいただいたほうが絶対に損はしないと思います。

手作りのため多量の製作できませんが、興味がある方はご連絡いただければ詳しいご説明をいたします。

2013年3月8日金曜日

イタリア最高級ストーブ/ピアツェッタ社P955のご紹介(その2)

本日は『PIAZZETTA P955』のご紹介(その2)ということでPIAZZETTAの機能面をご紹介したいと思います。

PIAZZETTAは前面・側面・上面とも電源スイッチ類がありません。

なぜか???

それは火力・タイマー設定などの操作は全てリモコンで行うからです。


リモコンと本体の送受信装置は、本体背面に配置しています。


このリモコンのおかげで、2階の吹き抜けから朝ストーブを着火、なんてこともできます。


次に加湿器機能の紹介です。



燃焼炉の上面に水を入れるステンレスの箱が付いています。
この中に付属のポンプで注水すれば、加湿器の代わりになります。

水と一緒にアロマエッセンスを入れれば部屋中にアロマの香りが漂います。

このように暖房器具は色々ありますが、『PIAZZETTA』のペレットストーブはこの辺の快適性も考えて設計されていますので、冬の厳しい信州にはピッタリの暖房器ではないですか?

2013年3月7日木曜日

イタリア最高級ストーブ/ピアツェッタ社の外装色見本搬入。

PIAZZETTAの外装はマジョリカ焼きが採用されています。
その色見本が搬入されたのでご報告いたします。


左上から
Nero Opaco(つや消しの黒)
Bordeaux(ワインレッド)
Rosso(赤)
Orenge(オレンジ)
Terra Oriente(つや消しの薄茶オレンジ色)

右下へいって
Sahara(つや消しの薄橙)
Bianco(白)
Blu Antico(つや消しの水色)
Ardesia(ブルーメタリック)
Terra Cotta(ガンメタリック)
Verde(緑)

カッコ内は店主の見たままを表現してみました。
実際の色と店主の表現方法との違いについてはクレームを受けかねますので、ご了承お願いします。(笑)

いままでPIAZZETTAをご検討されていた方にはご不便をお掛けして申し訳ありませんでしたが、これからはお店で確認いただけますのでご来店お待ちしております。

イタリア最高級ストーブ/ピアツェッタ社P955のご紹介(その1)

先日お店で展示が開始された『PIAZZETTA P955』の紹介をしたいと思います。


まず『P955』のスペックですが

幅 60㎝  奥行き 50㎝  高さ 107㎝

暖房能力 最小2.7kw ~ 最大8.9kw

重量 160kg

燃料消費量 0.75㎏/h ~ 2.1㎏/h

ペレットタンク容量 20㎏

になります。

次回からは内外部の詳細な紹介をしていきたいと思います。