2012年12月11日火曜日

薪ストーブかんたん着火方法伝授(1回目)

だいぶ寒くなってきましたね。皆さんの薪ストーブの状態はいかがですか。

先日、薪ストーブ歴十数年の方とお話しをした時、着火に時間がかかるという話しを聞いたのと、ある地域では煙によるクレームがある、という話しを聞きました。
いまだまだ着火方法や燃焼方法でお悩みの方が多いのかなと思ったので、今回のテーマは『薪ストーブかんたん着火方法伝授(1回目)』ということで説明していきたいと思います。

市販の着火材を使用している方も多いと思いますが、ここでは身近な材料を使用してランニングコストゼロの着火方法を伝授します。(着火材メーカーさんに怒られそうですが・・・)

着火時に必要なものとして、
1、洗浄・乾燥させた牛乳パック 1パック
2、松ぼっくり 十数ヶ(公園や山などで拾ってきてください)
が必要になります。

必要材料はこれだけ。
松ぼっくりは半日くらい天日干しをすると写真の様に花が開いた状態になります。


そして、下記のように牛乳パックの中に松ぼっくりを入れます。


炉内に入れてマッチで牛乳パックに火を着けます。

以前、お城に松を植えているというのは、戦で篭城作戦になったときの燃料用として松を使用するため、と聞いたことがあります。
んー確かに、松は木そのものも火付きがいいし、松ぼっくりも着火材としては優秀だし、当店のある松本市は国宝松本城があり、城の周りに松が植えてあります。


ちなみに今シーズンの使用マッチは旭馬印マッチです。


牛乳パックに火が着いたら針葉樹を細く割ったものや、小枝を上に乗せて生きます。


火の回りを早くするため、ドアを2~3㎝程度だけ開けて炉内への空気の流入速度を早くします。


ここまでで1分程度です。


熾き火を作るため小枝を入れていきます。

今回はここまでになります。皆さんの普段の方法と比べてどうでしたか?

うちではこの方法でやっている、もっと簡単な方法があるという方は
コメントをいただければと思います。

次回は二次燃焼までの方法を紹介します。では





0 件のコメント:

コメントを投稿